ALBUM INFORMATION
BIOGRAPHY
1983年に作/編曲を担当する木村達司(key)と、作詞担当の甲田益也子(vo)が結成したハイブリッドなポップス・デュオ。独特の音楽センスとファッショナブルなヴィジュアルが話題を呼び、85年にイギリスはラフ・トレードよりデヴュー。国内では86年MOON RECORD(現在はワーナーミュージックの1レーベルになっている)よりデビューアルバムをリリース、88年に、丸井のTV-CMに使用されたシングル「Miracle Play(天使の降る夜)」で大きな人気を集めた。レコーディング参加したミュージシャンは、佐久間正英、清水靖晃,、窪田晴男、富家哲、トニー・レヴィン、ミノ・シネル、モーガン・フィッシャー、ピーター・シェラー(アンビシャス・ラバーズ)、といった個性豊かな実力者ばかりであった。その後もマイペースに活動を続けながら、甲田益也子が89年に映画『ファンシイダンス』で役者としてもデビューするなど、個々の活動も多彩に展開している。
MOON RECORDでアルバム4枚、EPIC SONY (現在のEPIC RECORD)3枚、EAST WORKSでアルバム1枚、98年にはEAST WORKSより作曲及びプロデューサーに、細野晴臣、清水靖晃、テイ・トウワ、ゴンザレス三上、ピーター・シェラー、etc.という豪華な顔ぶれを迎えた甲田益也子のソロアルバムをリリース。そして今、2011年に本格的に再始動する。
「dip in the pool」といえば、かつては、シャーデー、アンテナ、エブリシング・バット・ザ・ガール等々を彷彿させる実にお洒落な音楽をクリエイトしていたが、2010年、約10年ぶりにシャーデーが「Soldiers of love」というアルバムをリリースして、そのサウンドがいい意味で変化がなかったように、「dip in the pool」も木村達司の作る繊細でミニマルなトラックの上に、浮遊感のある甲田益也子のボーカルが合わさりONE AND ONLYのスタイルをブレる事無く貫きつつ、それでいて古さを微塵も感じさせない凄さがある。
彼らのような音楽は希少な存在であるだけでなく、今まで以上にお洒落に、そして彼らを知らない世代にはことさら新鮮に映るかと思われる。
そう、「dip in the pool」の世界感は今もなお斬新!
>甲田益也子website
>木村達司website
DISCOGRAPHY
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HIGHWIRE WALKER
2015/01/21発売
CDアルバム -
brown eyes
2011/05/25発売
CDミニアルバム